革命とカクテルと隔絶と
ツイッター依存症なのにネットほとんどないキューバに行っちゃったから書き溜めたもの載せる。日本がドイツに勝ったのも道端のおっさんから聞いて知ったくらい隔絶されてたから、公園でWi-Fi繋いだときはアドレナリン?が止まらなかった。
通貨はめちゃくちゃ変更入ってて1年前のサイトもあてにならなかったけどこんな感じ
1ドル=120(空港)~160ペソ(市中)、1円=0.84ペソ(空港)
1日目 in ハバナ
空港の保安検査でメガネ壊されて半盲旅行確定からスタート
飛行機がハバナに着陸するときキューバ人みんな拍手してて良かった。(小並感)隣りにいた人が旅慣れしてそうだったから着いてったけどタクシー降りてすぐ別れちゃってあとで後悔
アメリカで日本人から頂いた1万円空港で交換したけど、空港はレート悪いよwってさっきの人に馬鹿にされて悔しい。しょうがないだろ円なんだから
おっさんに集られて普通に払っちまって悔しい。ここでドルとユーロが普通に普及してるのに気づいた。しかも等価だからユーロの方が良いのかも(今は違うけど)
噂のクラッシックカーも半分くらい中国製日本風の車に駆逐されてた
とりあえず街歩いてたら雷雨でおしまいになったから帰宿して爆睡
2日目 in ハバナ
日曜で博物館とか全部閉まってたからとりあえず広場系回った
「今日はシガーフェスティバルで葉巻が半額なんだよ、明日は高いよ」って昨日50回聞いたセリフを今日も50回聞いた、コスい商売は世界共通だ
この広場の周り何もかもでかい。権威主義国家ぽい
その後別の町に行くバス停に早く着きすぎたから周りを散歩。ちょっと郊外に出ると一気に平和で、少年とサッカーしたりした。El ninoだ
さすがにバス10分は遅れるだろと思ってたらもうみんな乗り込んでた、途上国の遅延は日本人のせいかもしれません
バスでキューバ音楽かかってていいねーと思ったらただのデスパシートだった、なんならあとからアメリカの曲も流れてたし
田舎の町着いて即停電で泣いてり
3日目 in トリニダー
この日の宿は昨日と同じ15ドルだったけどやや豪華だった、ダブル+シングルベッドだし朝食は柔らかいパン、卵焼き、フルーツ、ジュース、ミルク
まさかの月曜日が休みの町だったので午前中はお散歩
ココナツジュースは200ペソ、観光客いないのに観光地価格かよ
帰りは雨、初日も大雨だったし留学先着いた週もずっと雨だったし雨男?
ライブ楽しんでたらまた停電、おかけで今日も夕飯抜き
まあ星空が人生で一番綺麗だったからok
帰るときに日本語話せるキューバ人に会った。結局チェンモニ?だったけど10ヵ国語以上話せるらしく面白かった、フランス語聞いたけどガチ
シャワーがカスカスなのでギャッツビーに頭が上がらない、高校時代あんなに嫌いだったのに
4日目 in シエンフエゴス
早起きしてバス乗って移動、バス停でワールドカップ見た
とりあえず歩く。フランス風の建物が多いって聞いてたけどまだまだキューバ
中心部の広場についた、奥に見えるのはキューバ唯一(?)の凱旋門。ホセ・マルティはカストロとゲバラの師?みたいな人でキューバでは格別の扱いを受けてた。
この周りはたしかにフランス風、というかゴシック式が多い
街のシンボル的なやつの展望台からの眺めがかなり良かった、あんなビルトリニダーには無かった
一通り博物館とか見終わったからとにかく海岸通りを歩いてると、急に金持ち専用ビルヂングが現れてびびる
街の端にある旧宮殿で入場料兼モヒート代200ペソ、隣に泊まると政府に金が行くタイプのホテルがあった
その後近くの地元向けレストラン入ったら上のに600ペソ取られて、値段確認しなかった俺が悪いけどどうでも良くなって帰りはチャリタクに言い値の5ドルで乗っちまった
緑時に赤星のついた同志キャップとナイスなトートバッグ買って帰宿、もうやることねえ
1日歩いて気づいたけど何故かこの街だいぶ潤ってる。市場にはナイキやアディダスが並んでるし車もベンツが走ってたりする。お土産屋のおばちゃんに至ってはシャネルのグラサンかけてたし。いや偽物かもな
歩いてたら「奥さん日本人」って人に出会った、世界なぜココに日本人すぎる
さすがにまともな夕飯食べたくなって観光客向けのレストランに来てしまった。リッチな街の雰囲気からか財布の紐が緩む
宿もなんだかリッチで、これまでの宿と同じ値段でエアコン冷蔵庫Wi-Fi(!)付き。裏があるのかと思ったけどエアビーのレビュー見る限りただ商売が上手いんだろうなあ、欧米式?の冷蔵庫に有料の水入れとくやつやってるし
昨日の言語の人といい才能ある人が発揮できる社会になってくれればいいなあ。でもシエンフエゴスのたかり(言葉悪いけど)は英語話さなかったり引き際分かってなかったり、トリニダーのより下手で、自由ってこういうことなんかなあと思ったり
なんて思ってたらまた停電
エアコンも冷蔵庫も電気なかったら意味無いよと思ったらリッチな宿は電源を持ってるらしくめちゃくちゃ快適
5日目 in ハバナ
今日も朝からバス遅刻。乗務員に連れられて悠々恥ずかしい乗車。
バス停からダウンタウンまでタクシー乗ったんだけどクラシックすぎるカーで、走り出し手押しでびびる。その後細かいドルが無くて両替待ってもらったけどおつり100ペソかっちり請求
その後初日の可もなく不可もない宿にチェックイン、これまでの宿が英語ngでしんどかったので逃げの手を打ってしまった
遅めの昼食の後フェリーで対岸へ、2ドルかと思ったら2ペソでびっくり
とか考えてたら違う港に到着、fuck me...
港から10分ほど坂を登るとキリスト像とゲバラ邸が見えてきた。キューバのキリスト教ってソ連の正教会みたいな感じなのかな。ゲバラ邸はすげー質素
そこから20分くらいミサイルとか見ながらえっちらおっちら歩いてやっとカバーニャ要塞に着いた。
ここはスケールが大きくて圧巻だったけど観光客いなすぎた。みんな眺めのいい下のモロ要塞に行ってたみたい
ここは6時にはもう閉まってたけど守衛の人が入れてくれた。この国だいぶ融通利くな
そんなこんなしてたら暗闇に取り残されて言い値でタクシー乗らざるを得なかった。まあクラシックカーだったしいっか、1000ペソ
その後初日に知り合ったイタリア人のおっさんと遊ぶ予定だったけど金銭感覚合わず破綻。340ペソのピザで腹を満たす。
ハバナっぽいことしてないなあって思って10時にヘミングウェイ行きつけのバー行ったらもう閉まってた。早すぎ
宿に帰る直前に子供たちによって実績「チンチョンと言われる」が解除された。それまで一度も言われなかったから、なんて人権意識が高いんだと驚いてた。チーノ?ニーハオは死ぬほど言われたけどまあ4割位で3.5割はハポン?2.5割はコレア?だった
6日目 in ハバナ
一番の目玉の革命博物館がずっと閉館しててがん萎え、他の博物館もGoogle情報に反して10時からだったり11時からだったりなのでまた適当に歩く。
街角のサムスン製デジタルサイネージも面白い、上のやつ2019年4月だけど大丈夫か?あとはヘミングウェイゆかりの地を外から眺めたり。
明らか観光客向けのチョコレート博物館に入ったら地元価格のチョコレートドリンクしかないカフェだった
ハバナクラブ博物館、フル英語でスペインからの観光客がキレてた 金持ちになったら一番右の2000ドルする100年物買うんだ
空港行く直前に初めてアメリカからの人と会って感動して一緒にピニャコラーダ飲んだ。そんなことしてたら2ペソのバスに乗れなくて20ドルでタクシーに乗っちゃった。これ相場以上らしくて成金みたいだ。このタクシーの運転手にイケメンだねキスしてよとかせがまれてビビった、キューバのゲイって生きづらそう(他人事)
バスは満員で人が乗り込んでる間に発車してて「インドの電車」って感じだった
保安検査後に1000ペソくらいのお土産買おうと思ってたらドルユーロのみ、出国審査の人使えるって言ってたのに🥲
飛行機で席間違えてたから動こうとしたらthat's okay とか言われて愕然、座席自由の飛行機とか聞いたことねえよ
国家
社会主義で治安が良いと聞くと中国的な監視社会が想像されるけど、キューバは警察ものんびりしてるし監視カメラもないしなんでこんなに安全なのか不思議だった。格差かな
プロパガンダも出会ったら写真撮るほどに多くなかったけど、各地に下の写真みたいなプロパガンダ制作会社?があった
以下は良かった写真
感想
美味しいお酒へのアクセスがこんなに簡単だと人生も楽しそうだなあと思った。社会主義に苦しんでる人もいたけど、総じて国民には良い影響を与えてそうだった。まあ客商売ってものがないから観光客には最悪だけど。無知のベール被せられたら普通にアメリカよりキューバ選ぶかな。